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青木教授のドキュメンタリー番組に科学放送高柳記念賞が!

JSEA副会長である青木義男教授(日本大学)の宇宙エレベーターに懸ける熱い思いを追いかけたドキュメンタリー番組「Quest探求者たち (WOWOW)」が科学放送高柳記念賞に輝き、1/20にその授賞式がありました
授賞式では、審査員審査員委員長の餌取章男さん(科学ジャーナリスト)から「続編期待してます!」というコメントもあり、宇宙エレベーター研究に打ち込む青木教授らの姿をもう一度見たいと思われた方も多いようです。
また、再放送などの予定が決まりましたら、このサイトでお知らせいたします。
 

受賞理由

2009年度 第40回 科学放送高柳記念賞  

 (財団法人 高柳記念電子科学技術振興財団)

クエスト〜探求者たち〜 宇宙エレベーターで宇宙へ!青木義男教授の挑戦

株式会社WOWOW、株式会社ドキュメンタリージャパン (2009年9月6日放送)<54分>

 “宇宙エレベーター"という壮大な夢の技術を開発する研究者がいる。日本大学理工学部・青木義男教授である。“宇宙エレベーター"とは、ロケットに代わる究極の宇宙運搬システムである。宇宙から地上にベルトを降ろし、「ハコ」が登っていく。全長10万kmにもなる長大なエレベーター。ロケットに比べ、安全で環境への影響も少なく圧倒的に低コストで物や人を宇宙空間へ運ぶことができる。アイディアとしては古くからあったのだが、材料が無いためにかつては不可能とされていた。しかし、新素材の開発によって実現の可能性が論じられるようになった。

 番組では、今年8月に千葉県船橋市で開催された「宇宙エレベーター技術競技会」に参加した研究者たちの挑戦を追った。未来に生きる若者や子供達の挑戦がすがすがしく、また、学生たちに失敗を恐れぬようチャレンジさせて、研究開発に競争原理を取り入れつつも、楽しみながら伸び伸びと創造力を育てようとする青木教授の挑戦と若者への期待。人間性が滲み出て、観る者を惹きこみ、思わず応援したくなるようなドキドキ感と高揚感があり、答えのないものの答えを求め続ける姿にロマンをも感じる。科学技術の専門的内容も興味深く分かり易く説明しており、さらに、ジョン・カビラ氏のナレーションも番組とよく調和して内容をひき立て、番組の質を高めている。

 ヒューマンドキュメンタリーとして、宇宙エレベーター開発という壮大なテーマに挑む研究者の姿を描いて、未来に向かって夢を抱き、不可能を可能にしようとする研究者魂を伝え、創造への勇気を与える魅力溢れる優れた番組であり、正に高柳記念賞に相応しい作品であると高い評価を得ました。