SPEC2014を開催
2014/08/05
8月6日(水)~9日(土)、予備日10日(日)の日程で、宇宙エレベーターチャレンジSPace Elevator Challenge (SPEC) 2014を開催します。
概要:200m級1式と1,200m級1式の複数のテザードバルーン(複数係留索を持つ係留気球)の係留とこれを用いた各種実験と自走式昇降機による走行実験を行います。
目的:・宇宙エレベーター関連技術並びにスピンアウトの開発・研究の促進
・メディア等を通じての宇宙エレベーターについての正しい知識の普及
・自走式昇降機とその実験に必要な設備について、各大学による共同実験
主催:一般社団法人 宇宙エレベーター協会 SPEC実行委員会
共催:神奈川大学
協賛:曙ブレーキ工業(株)、金野産業(株)、(株)巴商会、(株)テザック、テイジン(株)、(株)三与建設、エーユー生コン(株)、(株)望月鉄工所(敬称略)
ご協力:国土交通省富士砂防事務所、静岡県富士土木事務所(敬称略)
会期: 2014年8月
・6日(水)の午前より200m級テザードバルーンの掲揚とクライマー昇降を行い、8日(金)と9日(日)には、これとは別に1,200m級テザードバルーンの掲揚とクライマー昇降を並行して行う
会場:静岡県富士宮市富士裾野 国土交通省富士砂防事務所大沢扇状地 ストックヤード
参加予定:19チーム 神奈川大学(5チーム)、静岡大学、山梨大学、明星大学、チーム慶應&まんてんプロジェクト、ミュンヘン工科大学(ドイツ)、湘南工科大学&大林組JV、阿南工業高等専門学校、川崎工科高校、日本大学(3チーム)、チーム奥澤、The 4th Laboratory、静岡理工科大学
→1チーム平均5名、参加者総数90名前後を想定
静岡県産業局等関係者、JSEA正会員、協賛企業関係者、航空宇宙学会関係者、メディア関係者、一部事前調整済みの見学者(2013年度実績は、生活介護事業所でらーと関係者が来訪)などの見学者の来訪を想定
→見学者総数は100名前後を想定、参加予定者総数は200名前後を想定
安全管理:・大沢扇状地内への立ち入りは、実行委員会が許可する関係者/見学者のみとし、一般の方はお断りします
・立入制限エリアを設定し、クライマー昇降中は必要人員以外の立ち入りは一切禁止し、また立ち入る関係者は安全装備(長袖長ズボン、安全靴、ヘルメット)の装着を義務づけます
・クライマー昇降中は、安全管理担当者が重点立入制限エリアへの人の立ち入りを監視します。
・熱中症対策としては、お茶やスポーツドリンクを1日あたり200リットル程度、随所に配置し、また本部では熱中症指数モニタによる状況監視と対策アナウンスを行います
・本部にはAEDや救急箱を装備し、いずれの場所にも3分程度で届けられるようにします
・関係者には、あらかじめ使用方法を各自が把握したデジタル簡易無線、携帯電話、拡声器等によるコミュニケーション手段を用意します
・落下物などの危険がある際には、警笛による警告が発せられますので、その際には各テザー基部の避難設備もしくは近隣の車両内などへの即時避難を行います