Q33 「宇宙病院」が実現したら、どんな病院になるでしょうか。
A33 昔から、SFの作家は無重力下の病院を提案してきた。患者がぷかりと浮かぶので、体のいろいろな痛みが消えると考えられている。現在、いろいろなセラピー及びリハビリの活動が専用プールで行われている。数十年後、静止軌道上のマンションや団地に住む人が増えれば、無重力病院の数も増えるでしょう。無重力で浮かぶセラピー以外に、地球上ではできない専用手術も可能になるので、医学において新しい専門分野が生まれるでしょう。
宇宙に長期に住む人数が増えるにつれて、宇宙で病気にならないように、健康についての新しい知識が開発されるであろう。(パトリック・コリンズ)